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Slic3rの設定についてまとめてます。Slic3rの日本語版が見当たらなかったので、使い方をまとめました。 最近はC#のメモ帳代わりになってます。

Slic3r | Understanding extrusion width / 押出し幅について

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以下2つの主題がSlic3rの計算に影響します。
  1. 隣り合うパスはどのような間隔で出力されるべきか?
  2. またその際に、フィラメントをどの程度押し出さなければならないか?

 隣接するパスが近すぎる場合(もしくはフィラメントの押出し量が多い場合)、2つのパスは重なり合ってしまいます。
 反対に間隔が広すぎる場合(もしくは押出し量が少ない場合)、2つのパスの間に隙間が出来てしまい、十分な接着が無い為に剥離してしまいます。
 移動中の押出し量を増減させる(押出し速度/ヘッドスピードの比率を変える)事でパスを太く、又は細くすることが出来ます。
image/svg+xml 積層厚 押出し幅

 太いパスは下層との接着性が良い為、機械部品に対して良い結果が得られます。
 しかし太いパスの場合、近接する形状や、充填材の小さなギャップ、狭いカーブ等の造形が出来ません。
 (ドリルを例にした場合:太いドリルは狭い場所に入れることが出来ない)
 これに対して、細いパスは接着性が落ちるもののより良い形状精度が期待出来ます。
 しかし、押出し幅のコントロールは接着面が存在する場合(ベッドや下層が有る場合)のみである事に注意して下さい。
 もし、空間に押し出した場合(ブリッジの場合)、常にノズル径と等しい丸いパス形状になります。
image/svg+xml

 実際には、ブリッジ造形時のフィラメント押出し量を減少させると、ある程度小さい径を得ることができ、塑性粘度によって、「張力による破壊までの時間」が決定されます。
 これに反して、ブリッジ造形時に多くの押出しを行うと、押し出されたフィラメントはノズル径と等しいままで、パス形状は変化しませんが緩いブリッジが出来ます。
押出し幅は空間又は、接着面上に吐出された単一のフィラメントの幅です。
一般的に若干のパスのオーバーラップは良好な接着性が得られますが、その為の2つの隣接するパスの距離ではありません。


 
 


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