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Slic3rの設定についてまとめてます。Slic3rの日本語版が見当たらなかったので、使い方をまとめました。 最近はC#のメモ帳代わりになってます。

Slic3r | Quality(slower slicing) / 品質設定(低速スライス)

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品質の設定はPrint Settingsタブの Layers and perimetersを選択し、下の画面を表示します。

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この画面のQuality(slower slicing)のグループでは、次の項目の設定が可能です。

Quality(slower slicing) : 品質設定(低速スライス)



Extra perimeters if needed

自動的に外周壁を追加する設定

外周壁が水平に近い場合、Vertical shellsのPerimeters(minnum)で設定した、外周壁の厚さが十分では無い場合が有ります。この設定項目をOn✔にすると、自動的に外周壁の厚さが追加されます。

入力例

自動的に外周壁を追加しない
自動的に外周壁を追加する

参考

Vertical shellsのPerimeters(minnum)を1(外周壁が1層)に設定して出力される形状を確認しました。

自動的に外周壁を追加しない場合  自動的に外周壁を追加する 場合

     

On✔にすると、外周壁が1層追加されています。

但し、Vertical shellsのPerimeters(minnum)を2(外周壁が2層)以上に設定した場合、出力される形状の変化は分かりませんでした。

ある程度、外周壁に厚みが有る場合は、出力される形状にあまり影響しないようです。

Avoid crossing perimeters

造形済みの形状にノズル先端が接触しないようにする設定。

移動中にノズル先端からにじみ出たフィラメントが造形済みの形状に接触しないようにする為の設定です。
この設定項目をOn✔にすると、ノズル先端が接触しないように移動します。
結果として、ヒゲの発生が抑制されます。
但し、スライス時間が大幅に増加します。

入力例

形状にノズル先端が接触しない指定を行わない
形状にノズル先端が接触しないようにする

参考

移動中にノズル先端が造形物に接触する場合、Printer settingsのExtruder内にあるRetractionグループの設定を変更した方が、ヒゲの抑制には効果があると思います。
Retractionグループの設定は、移動中のノズルの退避設定を行います。
また、移動中のノズルの退避を行う場合、InfillのOnly retract when crossing perimetersでノズル先端が造形物と交差する場合のみ退避させることが可能です。

移動中のノズル退避の設定が煩わしいですが、この設定項目はOffで良いかと思います。
スライス時間が気にならない場合はOn✔でも良いかと思います。

Start perimeters at Concave points

凹形状部分から、造形を開始する。

入力例

凹形状部分からの造形開始を指定しない
凹形状部分から造形を開始する

参考

凹形状部分から造形を開始すると、無駄な移動が抑制されるようです。
この設定項目の効果について不明ですが、凹形状部分にヒゲが多く発生する場合、On✔にすると、ヒゲの抑制になるかもしれません。

効果が不明なので、Offにしています。

この設定項目の効果について情報頂きました。
開始位置を凹部分に移動させることで、つなぎ目が目立たなくなることが有るようです。角部分のつなぎ目が目だって気になる場合、この設定項目をOn✔にしてつなぎ目を移動させることが出来ます。

Start perimeters at Non-overhang points

造形物上を開始位置に設定する。
造形物の無い位置(オーバーハングした位置)を開始位置にすると、吐出されたフィラメントは、固定せずに落下します。これを抑制するための設定項目です。

入力例

造形物上を開始位置に指定しない
造形物上を開始位置に指定する

参考

この設定項目だけでは、根本的な解決にならないのではないかと思います。
Support and materialのSupport and materialグループ内の設定で支持材を追加する等、他の方法と組み合わせて調整する必要が有るかと思います。

オーバーハングによる問題が出るまでは、offで良いかと思います。

Detect thin walls

薄壁の検出を行う。
3Dモデル上の薄壁を検出するための設定項目です。

入力例

薄壁の検出を行わない
薄壁の検出を行う

参考

以前のバージョンでは、3Dモデル上に薄壁が有る場合、スライスの際に薄壁を検出できない問題が有ったようです。その対策パラメータみたいです。

On✔で良いかと思います。

Detect bridging perimeters

ブリッジの検出

入力例

ブリッジの検出を行わない
ブリッジの検出を行う

参考

以前のバージョンでは、一つの層に複数のブリッジが有る場合、うまく検出出来ていなかったようです。その対策パラメータみたいです。

On✔で良いかと思います。


 
 


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