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Slic3rの設定についてまとめてます。Slic3rの日本語版が見当たらなかったので、使い方をまとめました。 最近はC#のメモ帳代わりになってます。

Slic3r | Advanced / 高度な充填方法の設定

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造形時間短縮の設定はPrint Settingsタブの Infillを選択し、下の画面を表示します。
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この画面のAdvancedのグループでは、次の項目の設定が可能です。
 

Advanced : 高度な充填方法の設定



Solid infill every

何層毎に充填材を補強するかの設定です。

充填材は、Fill density(充填率)で指定した割合で出力されますが、ここで指定した層毎に充填材を蓋するような層を出力し、補強します。0を指定した場合、補強されません。

入力例

5

補強無し入力例

0

参考

指定した層毎に天井(床)を作って、高層ビルのように縦方向に階層を作る設定です。1つの階層の高さを層数で指定します。
充填材が上手く積層出来ない場合に、この値変更すると良いでしょう。(0でうまくいかない場合は5ぐらいを入力してみる。)

  • Solid infill every 0

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  • Solid infill every 5

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Fill angle

充填パターンの出力角度を指定します。

入力例

45

参考

 Fill Pattern(充填方法)をrectilinear(直線格子)で指定した場合に、この設定項目を変えると、次のようになります。
rectilinear(直線格子)以外の場合でも、出力されるパターンの角度が変わるはずです。

  • Fill angle 0°

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  • Fill angle 45°

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Solid infill threshold area

指定した面積以下の領域に対しては、密閉します。

入力例

 70

参考

ここで指定し面積以下の領域は、完全に密閉されます。小さな領域に対し充填材が上手く出力されなかったり、構造的に弱くなってしまった場は、この値を減らし、逆に不必要な部分が完全に密閉されてしまった場合は、この値を増やします。

左のような形状の場合に断面をみると、右のようになります。
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右の断面で見ると、大きな長方形の方は充填材が出力されていますが、小さな正方形の方は完全に密閉されている事がわかります。これは小さな正方形の方が、こ設定項目で指定した面積よりも狭い為です。
  
70で問題が出たことが無いので、70ぐらいが妥当なようです。


Only retract when crossing perimeters 

造形済みの部分と、ノズルが交差する場合のみ、退避設定に従う。

入力例

常に退避設定に従う
造形済みの部分と、ノズルが交差する場合のみ、退避設定に従う

参考

Printer settings の Extruder で Retrucation の退避設定がされている場合、フィラメントが出力される切れ目(終点)で退避が行われます。しかし、終点から、次の始点までの間に造形済みの部分が無い場合、退避の必要が無い事があります。その場合、この項目をOnにしておくと、移動中に造形物と交差する場合のみノズルが退避します。
退避回数を減らすことで、造形時間が短縮されます。
ただし、退避設定がされていない場合はOn✔でもOffでも同じです。
下の2つの画像が、退避設定がされている場合に、この設定項目がOn✔のときと、Offのときの動作です。水色の線がノズル先端の移動を示す線です。
On✔では、退避していない事が解るかと思います。(造形される順序に依存するので、On✔とき必ずしも下の画像のようになるとは限りません)
  • On✔

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  • Off

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Infill before perimeters

外周壁を出力する前に充填材を出力する。

入力例

外周壁を出力してから充填材を出力する
外周壁を出力する前に充填材を出力する

参考

外周壁と、充填材の出力順序の設定項目ですが、On✔で使用したことが有りません。
offで良いかと思います。


 
 


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