Slic3r | Sequential printing / 連続プリントの設定
この画面のSequential printingのグループでは、次の項目の設定が可能です。
Sequential printing : 連続プリント設定
Completed individual object
複数の造形物を1ずつ出力する設定です。このチェックボックスをOffの場合、複数の造形物に対して下から一層ずつ出力します。
On✔にすると、1つの造形物が完成した後、次の造形物を出力します。
入力例
複数の造形物を下から一層ずつ出力する。複数の造形物を一つずつ出力する。
参考
version 1.0.0でバグがあるようです。version 0.9.8では正常に動作しているという報告もありましたが、未確認です。この機能は、スライスの対象が2つ以上の場合に有効です。造形物Aと造形物Bを出力する場合、この入力項目がoffの場合次のような順序で出力されます。
造形物AとBの1層目外周 ⇒ 造形物AとBの1層目充填材 ⇒ 造形物AとBの2層目外周 ⇒ 造形物AとBの2層目充填材 ⇒⇒⇒ 造形物AとBのn層目外周 ⇒ 造形物AとBのn層目充填材
これに対して、On✔の場合次の順序で出力されます。
造形物A1層目外周 ⇒ 造形物A1層目充填材 ⇒ 造形物A2層目外周 ⇒ 造形物A2層目充填材 ⇒⇒⇒ 造形物An層目外周 ⇒ 造形物An層目充填材 ⇒
造形物B1層目外周 ⇒ 造形物B1層目充填材 ⇒ 造形物B2層目外周 ⇒ 造形物B2層目充填材 ⇒⇒⇒ 造形物Bn層目外周 ⇒ 造形物Bn層目充填材
この入力項目をOn✔にすると、1つの造形が完了した後、次の造形を行いますので、ノズルが完成した造形物にぶつかる可能性があります。それを防ぐ為に、下で説明しているExruder clearance(mm)の入力項目でノズル(エクストルーダ―)のサイズを設定します。
外周と充填材の造形順序はInfill before perimetersで反対になります。
造形物間でヒゲの発生が多い場合この入力項目をOn✔にします。
ヒゲの発生が問題にならない場合はこの入力項目をOffにした方が、各層に適度な冷却時間を持たせることが出来、良い結果が得られるようです。
また、Repetier-Hostからではなく、直接Slic3rを立ち上げると、各造形物毎に設定を変更することが出来ます。
Exruder clearance(mm) Radius
ノズル(エクストルーダ―)の半径をmmで設定します。
複数の造形物を1つずつ出力する場合、2つ目以降の造形の際に完成済みの造形物とぶつかるかどうかが、ここで設定したノズル(エクストルーダ―)のサイズで自動的に検証されます。
複数の造形物を1つずつ出力する場合、2つ目以降の造形の際に完成済みの造形物とぶつかるかどうかが、ここで設定したノズル(エクストルーダ―)のサイズで自動的に検証されます。
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複数の造形物を1つずつ出力する場合、2つ目以降の造形の際に完成済みの造形物とぶつかるかどうかが、ここで設定したノズル(エクストルーダ―)のサイズで自動的に検証されます。
入力例
20参考
Completed individual objectがOn✔で、ここで指定した半径が、別の造形物と干渉する場合、エラーになるようですが、version 1.0.0でバグがあるようで確認できていません。Exruder clearance(mm) Height
ノズル(エクストルーダ―)の高さをmmで設定します。複数の造形物を1つずつ出力する場合、2つ目以降の造形の際に完成済みの造形物とぶつかるかどうかが、ここで設定したノズル(エクストルーダ―)のサイズで自動的に検証されます。